借家で取るべき安全対策と管理会社への連絡

福岡県水道修理隊

借家の場合に管理会社に連絡と上階に伝え原因を調べる

借家の場合に天井から水漏れが発生した場合、以下はかなり詳しく、迅速で効果的な対応をするための手順です。

安全確保
・電気の確認: 水漏れが発生した場所が電気設備や器具に近い場合は、電気をシャットダウンするか、水漏れ箇所から安全な距離に退避します。
・非常口や避難経路の確認: 住んでいる建物の非常口や避難経路を確認し、必要ならば建物を避難します。
水の主元を特定
・水源の確認: 水漏れの原因となっている箇所や、水がもっとも激しく漏れている箇所を特定します。通常、これは上階の住戸からの漏水が考えられます。
・内部の水道メーターのシャットダウン: 水源が特定できれば、物件内にある水道メーターを見つけ、シャットダウンバルブを閉じて水供給を停止します。
管理会社への連絡
・緊急連絡先の確認: 事前に管理会社や大家の緊急連絡先を確認しておきましょう。また、緊急時の連絡先や対応策についての情報を手元に置くことが重要です。
・速やかな通報: 水漏れが発生したら、直ちに管理会社に通報します。漏水の原因や影響を正確に伝え、対応策についての指示を仰ぎます。
上階住戸への連絡
・近隣住戸への通知: 水漏れが起きたことを近隣の住戸に通知し、可能であれば上階の住戸にも報告します。階下の住戸にも影響が及ぶ可能性があるため、協力が必要です。
・上階住戸への直接の連絡: 管理会社を通じて上階の住戸に連絡がいくかもしれませんが、可能であれば直接上階の住戸にも連絡を取りましょう。水漏れの原因や状況について情報を共有し、協力をお願いします。
写真撮影と証拠保持
・被害の記録: 水漏れの被害や原因を詳細に記録するため、写真やビデオを撮影します。これは保険請求や法的な手続きにおいて有益な証拠となります。
・被害の範囲の把握: 漏れた水の範囲や被害の状況をできるだけ正確に把握し、後の対応や修繕作業に役立つ情報とします。
保険の確認と連絡
・住宅保険の確認: 事前に住宅保険の内容を確認し、水漏れに関する補償がどの程度適用されるかを理解しておきます。
・保険会社への連絡: 水漏れが発生したら、保険会社に速やかに通報します。保険の申請手続きを進め、被害の詳細な報告を行います。
プロの対応を待つ
・プロの点検待ち: 管理会社や大家が専門業者を派遣してくれるまで待ちます。専門業者が水漏れの原因を特定し、必要な修理や復旧作業を行います。
・住まいの安全を最優先に: 専門家の指示に従い、安全な状態になるまで住まいに戻らないようにします。建物の構造や水漏れの被害が確実に解決されるまで、注意が必要です。

これらの手順を迅速に実行することで、水漏れからくる被害を最小限に抑え、効果的な対応ができるでしょう。水漏れが大規模な場合や、管理体制が整っていない場合には、自ら適切な対策を講じることも重要です。



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