簡単に清掃で排水口からの臭いを予防

福岡県水道修理隊

排水口の悪臭の原因となるメカニズム

キッチンシンクの排水口にはゴミ受けがありますが料理や洗い物をすると汚れや生ごみが排水口に流れていき、そこに溜まる構造となっています。ゴミ受けにゴミが溜まり続けると流れが悪くなり最終的に詰まりの原因となります。そして、排水トラップに細かい汚れが付着しヌメリとなり臭いが発生するメカニズムともなっている原因でもあります。もちろんそれを知っていて、しっかり貯まっているゴミを捨てている人がほとんどでしょう。それでもいやなあ、悪臭がするときには、ゴミ受けやその周辺に雑菌が繁殖している可能性を考えてみると掃除することの理解につながることになります。
確かに、ゴミ受けからゴミを取り除いておくことは、防臭の初歩といえますが同時にゴミ受けやその周辺を除菌・雑菌しておかないと、残った雑菌が繁殖してヌメリになり、悪臭を出してしまうからです。

小さな食材カスや油汚れが目に見えにくく、いつの間にか排水口付近にへばりついています。そこに雑菌が付着してしまうと、段々といやな臭いの原因になり、暑い時期ほど雑菌の繁殖は早いので暑くなってくる時期から臭いを感じる人も多くなっていきます。排水口からの悪臭対策としては、掃除が一番効果的で必然ともいえるのではないでしょか。簡単な掃除で充分で、スポンジやタワシで排水口やゴミ受けを洗えば充分な殺菌効果を発揮します。もっとしっかり除菌したいというときには、セスキ炭酸ソーダをつかって汚れを落とすことで効果があります。
セスキ炭酸ソーダは、100円ショップで販売しています。液体の商品もあれば粉末者もあります。しかし、100円でも液体と粉末を比較した場合には、粉末の物を購入しスプレーボトルに入れて水で割れば同様の効果があります。割合は、大まかな目安として、小さじ1杯に大して500mlの水で十分効果があります。水の割合を少なくして濃度が濃くなれば効果もありそうに思いますが効果は、さほどかわあらいといった程度となります。そして、汚れた部分に吹きかけて10分程度放置してスポンジやたわしで洗い落とせば、殺菌・除菌に繋がります。

排水口の悪臭を防ぐ対策

排水口からの悪臭は、汚水や髪の毛、石鹸カス、食べかす、油脂などがたまって、細菌の繁殖が原因で生じます。以下は、排水口の悪臭を防ぐ対策です。
定期的に清掃する
排水口は髪の毛や皮脂、石鹸カスがたまりやすい場所です。排水口に詰まりが生じる前に、週に一度、お湯を流して汚れを流し、月に一度、ホウ酸を使った洗浄を行うと効果的です。
排水口用のフィルターを使用する
フィルターを設置することで、排水口に髪の毛や食べかすが入り込むのを防ぎ、排水口を清潔に保ちます。
お湯を流す:排水口にお湯を流すことで、詰まりを防ぐだけでなく、細菌の繁殖を抑え、悪臭を防止します。
重曹と酢の洗浄
重曹と酢を混ぜた液体を排水口に注ぎ、15分程度放置し、その後、たっぷりのお湯を流して洗浄すると、汚れを取り除き、悪臭を防止できます。
専用の洗浄剤を使用する:市販されている排水口専用の洗浄剤を使用すると、排水口内の汚れをしっかりと落とすことができます。ただし、使用方法を正しく守り、手袋やマスクを着用するなど、安全に注意して使用してください。

以上の対策を実践することで、排水口からの悪臭を防ぐことができます。

排水口の悪臭に排水配管の高圧洗浄が有効か?
排水口からの悪臭が排水配管に起因している場合、排水配管の高圧洗浄は有効な対策の一つです。高圧洗浄は、水を高圧で噴射して排水管内の汚れや詰まりを除去する方法です。
排水管内には、髪の毛、石鹸のカス、油脂、食べ物の残渣などが付着して詰まりや悪臭の原因になることがあります。これらの汚れを高圧洗浄で強力に除去することで、悪臭の解消や排水のスムーズな流れを回復させることができます。
高圧洗浄は専門的な作業であり、適切な装置や技術を持った業者に依頼することが重要です。業者は適切な水圧とノズルを使用し、排水管を効果的に洗浄します。ただし、高圧洗浄は配管に負荷がかかるため、古い配管や劣化が進んでいる場合は注意が必要です。また、高圧洗浄だけでなく、定期的なメンテナンスや予防策も重要です。排水口のフタやストレーナーの清掃、定期的なパイプクリーナーの使用、水をしっかり流すことなど、日常的なケアを行うことで、排水管の詰まりや悪臭の発生を予防することができます。状況によっては、高圧洗浄だけでは解決しない場合もあります。特に、古い配管や深刻な詰まりの場合は、配管の修理や交換が必要になることがあります。そのような場合は、専門の業者に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。



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